なんで日本ってこんなバカな研修するんだろうか?少しでもこういう非道な研修・会社が無くなることを願って以下の記事を転載・記録する。研修参加者はこんな非道な研修で死ぬために育ってきたつもりはないだろう。皆が少しでもまともな会社に就職できるよう祈ってます。また異常な研修を拒否できるようになることを願っています。
異常な研修で自殺・退職することになるくらいなら、研修を無視して、証人がいるところでわざと殴られたりして警察沙汰にして、こういうまともなじゃない人間を集めた研修会社を社会からなくすようにしてください。異常な研修参加者の仲間の大半は、研修を拒否したりするのはできないひとが大半だと思うが、証人ぐらいはやってくれる人は数人入ると思う。どうせやめる会社なら、むちゃくちゃしたらいいと思います。
ブラック会社にいる人はやめるにしても穏便にやめないと次が無いよとかたくさんの嘘を言ってきます。そんな言葉は真に受けず、自分がどこまでできるかプロの弁護士、社労士、労働基準監督署に相談して、賠償をもらいましょう。相手のやっていることは犯罪です。少しでも同じような目に合う人が減り、ブラック会社・研修会社がのさばらないにできるといいなあ。
異常な研修を採用している会社:ゼリア新薬工業株式会社
異常な研修を専門に提供している会社:ビジネスグランドワークス社
===引用 開始 Buzz Feed News===========================================
ゼリア新薬の22歳男性「ある種異様な」新人研修受け自殺 両親が提訴
感極まって泣き出す人も……。「軍隊みたいなことをさせる研修だなと感じました」と経験者は語る。
Aさんは早稲田大学を2013年3月に卒業後、4月からゼリア新薬工業で働き始めた。新入社員研修は4月1日から始まり、8月9日まで続くはずだった。
この間、Aさんは会社の指定した宿泊施設に缶詰状態だったが、5月18日に異常行動があったとして帰宅を命じられた。そして、その途中、東京都新宿区内で自死した。
何が起きていたのか。
中央労基署の認定によると、労基署が注目したのは、4月10日〜12日の3日間、ビジネスグランドワークス社が請け負って実施した「意識行動改革研修」。その中で、Aさんの「吃音」や「過去のいじめ」が話題になった。講師から過去の悩みを吐露するよう強く求められた上で、Aさんはこうした話をさせられていたという。
Aさんは、研修報告書に、次のように書き残していた。
「吃音ばかりか、昔にいじめを受けていたことまで悟られていたことを知った時のショックはうまく言葉に表すことができません」
「しかもそれを一番知られたくなかった同期の人々にまで知られてしまったのですから、ショックは数倍増しでした。頭が真っ白になってその後何をどう返答したのか覚えていません」
「涙が出そうになりました」
一方、研修の講師は、Aさんの報告書に赤字で次のようなコメントを残している。
「何バカな事を考えているの」「いつまで天狗やっている」「目を覚ませ」
どのような研修だったのか。
原告たちの聞き取りに対し、ゼリア新薬の新人研修担当者は、「自分も受講したことがある」として、次のように供述したという。
「軍隊みたいなことをさせる研修だなと感じました」
「いつも大きな声を出す必要があり、機敏な動きを要求され、指導員が優しくない」
「指導員は終始きつい口調」「大きな声で命令口調だということです」
「バカヤローといった発言も多少はあった」
「最終的には感極まって涙を流す受講者も出るような研修」
「研修会場はある種異様な空間でした」
「個人的にはもう受けたくない」
「途中で体調不良者が出ることもあります」
中央労基署は、このビジネスグランドワークス社の実施した「意識行動改革研修」の中で「相当強い心理的負荷があった」と認め、それが原因でAさんは統合失調症を発症して、自死に至ったと結論付けた。
なお、ビジネスグランドワークス社の研修は3日間だけだったが、それ以外の研修期間中、土日に帰るにも外泊許可が必要だった。会社が、他の研修生たちに面談した結果として、「私も当時は3時間しか寝られなかった」という告白があったという。
Aさんは入社後、自宅にゆっくり帰ってきたのは、ゴールデンウィークの期間中だけだったという。玉木弁護士は「宿泊施設にほぼ拘束され、6時間の睡眠も確保できないような長時間研修を受けていた」と指摘する。
「やっとここまで来られた」
記者会見した父親(59歳)は「亡くなってから約4年、やっとここまで来られたという実感です」と、話を切り出した。
「息子は缶詰で研修を受けさせられ、ほぼ自宅には帰ってきていませんでした。ですから、事故が起きたときには、家族は全く事情がわかりませんでした」
家族は最初、もしかしたら、Aさんが会社に迷惑をかけていたのではないかと不安も感じていた。しかし……。
「いろいろ調べると、実態が見えてきました。たとえば私たちは、息子が毎日書いていた研修日誌を亡くなった後、研修のために泊まっていた部屋でたまたま発見しました。この研修日誌は、あやうく会社側に回収されるところでした。これによって徐々にどういうことが起きていたかわかりました」
「もうひとつの証拠が、息子の携帯です。息子はLINEで、学生時代の友達や同期にいろんなことを詳細に書いていました。LINEで時間もわかるので、深夜や早朝に何かをしていたことがわかる。それを追いかけていって、いろんなことがわかってきたんです」
労災認定の最大のポイントとなったのが、Aさんが書いていた研修報告書だった。
父親はこう語る。
「報告書は、当時の人事部長宛てに出されたもので、複写用紙で書かれていて、複写の2枚目なんです。これが見つかったからこそ、労災申請に至ったんですが……」
この報告書(写し)は、息子の自室を整理する中で、本棚の中に挟んであるのをたまたま発見したのだという。
「これまで事実を知りたいということで、会社と交渉してきました。しかし、この原本は、会社にあるはずなのにいまだに出てきていません」
=== 引用 終わり ==========================================
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